置かれた場所で、咲きなさい
なびきゅう（名古屋美容師求人ナビ）を
運営していて、たまに落ち込むことが
あります。
それは、紹介した美容師さんが、
理解できない理由で退職した時。
最近では、
「たばこを吸える環境がないので辞めます」
という理由を聞いた時は、
気を失いそうになりました(^^;
美容室を２回転職した美容師さんが、
3度目に転職活動するときは、
美容師以外を選ぶ傾向が高い。
だからこそ、我々の責任は大きい。
美容師を夢見て勉強して、
国家資格をとって美容師になったのに、
これが現実と絶望して辞めて欲しくない。
僕らの仕事は
「美容師さんを増やす」こと。
なびきゅうの強みは、
再就職した後の退職率（半年以内）が、
全国平均15%のところ4%と低いこと。
時には親御さんにもお会いし、
しっかり求職者との接触をし、
この仕事の魅力ややりがい、
大変なことと乗り越え方も
お伝えしているつもりです。
でも時に絶望に近い無力感を感じる。
もちろん、聞いた理由が全てとも限らない。
何かしらのSOSが裏にあることもあります。
美容室に問題があることもあります。
こんな時、いつも頭に浮かぶ言葉。
自分への戒めも込めて、
「置かれた場所で咲きなさい」
昨年末に亡くなられた渡辺和子さんの
ベストセラーエッセイの題名。
「理解してくれない」
「教えてくれない」
「相談してくれない」・・というのは簡単。
いわく、「くれない族」。
渡辺和子さんは、
2.26事件で御父様を目の前で亡くした
壮絶な経験を持ちながら、
「赦しと和解」について講演や、
マザーテレサの通訳もされ親交もあった、
ノートルダム清心女学園の理事長。
たまたま、テレビでもその人生の歴史を
拝見したのですが、
最近、私の中でテーマになっている
「受け入れる」
ということの、意味、概念が変わったことを
鮮明に記憶しています。
それぞれに都合があり、
立場や意見がある。
受け入れるからこそ相手の都合が見える。
心がけておきたいものです(*^^*)
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