ばあちゃんが、泣いてござった
生粋の、ばあちゃん子です。
母方の初孫であるし、
長期休みは田舎のばあちゃん家へ
預けられていたので、
「お前の小さい時はかわいくてな~、
こ~んな小さくて、いつもおぶってやったぞ」
と会うたびにいまだ言われます(^^)
おととい重症の肺炎で入院しました。
転んで腰の骨を圧迫骨折したと思えば、
食事を食べなくなって肺炎に。
金八じいちゃんが動けなくなってきて
介護をしてきた疲れもあったのか、
よくよく考えると85歳の今までに、
ばあちゃんが寝ているのを見るのは
はじめて。
いつも一番早く起きるし
せかせか動いてるし
寝室は入ったこともない。
世話好きで、いつも気を使ってる。
正月とかも「いいかげん座って一緒に食べよう」
と言ってもなかなか座らない。
だから入院してても母にどんどん指示を出してる(^^;
そんなばあちゃんが、
涙をながした。
はじめて見たかなぁ・・
いつものように
「お前の小さいときは・・」
って言いながらじっと顔を見て、
こらえながら泣いた。
見舞いが嬉しくて?か、
横になっていても「お茶飲むか?」とか
気を使ってて、
自分では出来ないのが悔しいから?か
色々複雑な感じに見えた。
こういうときに出す「言葉」を
持ち合わせていない・・
ばあちゃんなりのプライドが
こらえながら涙をながし嗚咽をもらした。
「早く元気になってね」なんて
軽すぎて言えない感じ。
ただまた毅然と振る舞おうとする
ばあちゃんの生き方を見た。
ばあちゃんの好きな梅が咲いたら
連れていこう。
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