二宮金次郎像の、本当の意味

理美容業界で活動させて頂いている1つ


伝承プロジェクト


 先人や師匠から受け継ぐべき大切なものを、


理美容を通して日本の後世に残していこうというプロジェクトです。




代表の大須賀広士先生に聞く


美容学生や理美容師でも知らない、業界の歴史や経緯


美容界の巨匠方とのエピソードと


教育の背景にある日本人に共通する学び方など。



プロジェクトで発信する内容をまとめる中で、


私が一番勉強させて頂いています。




今日も沢山の学びを頂きました。




その中で、今日は別の事業で新しい一歩を始めたこともあり、



こんなお話をご紹介。





「二宮金次郎像の本当の意味」



先生のご友人に二宮尊徳(金次郎)翁の7代目の孫で、


中桐万里子さんという方がいらっしゃいます。


中桐さんは報徳思想という二宮尊徳翁の


思想を広める活動をされています。



その中のお話しの1つ。


二宮金次郎像といえば、昔は多くの小学校に銅像があって、


薪を運びながらも勉強をしている姿を見て、


「勤勉であること」


の象徴だったように思います。




二宮尊徳(金次郎)翁といえば、若いときは大変苦労をしましたが、


財政を立て直したり、天保の飢饉で餓死者を出さなかったことなどで名を知られ、


従四位を与えられ、神社に祀られる(報徳二宮神社など)ほど社会に貢献された方。




しかし、財政を立て直したり、飢饉を回避する中で、


上手くいかないこと、住民からの反対などもあったそうです。


そんな様々な困難に立ち向かう時の姿勢を表しているのだと言います。




基本的に二宮金次郎像は一歩足を踏み出しています




報徳思想でいう


『水車理論(水車のように水の流れにのりながら逆らう)』


「さからうな でも さからえ」


逆らえない現実。それは受け入れ、どうしたらよいか考え、一歩踏み出す。


ということを二宮金次郎像は示しているというのです。




美容業界の巨匠の1人、ヨシ・トーヤ氏が教育上大事にしてきた


「受け身にならず率先する  待っているだけではだめ  待つな動け 」


にも共通する話。




こういう名言は、知らず求めている時にやってくるものでもあります。




そして、二宮尊徳(金次郎)翁を掘り下げてもう一言


「経済なき道徳は戯言(たわごと)であり、


 道徳なき経済は犯罪である」



納得です・・・^_^


『楽観道』 楽しく観ると決める生き方 ~あなたが楽しく生きると社会が変わる~

~人との繋がりの中で自分を活かして『楽しく』生きる道を「万機公論」するmicchee☆彡のブログ~

0コメント

  • 1000 / 1000